1948-05-07 第2回国会 参議院 司法委員会 第23号
昨日衆議院の司法常任委員会の樣子を、総理大臣の答弁を聞いておりますと、インフレは昂進をする一方であるというような解釈を総理大臣はしておりますが、それは非常に解釈が私は誤まつておると思うのでありまして、こうして決めたからには、何年かはこのまま行くのであると思いますのでデフレ時代に入つた場合にはこれをどうする考えであるかという政府側の御意見を承わりたいと思います。
昨日衆議院の司法常任委員会の樣子を、総理大臣の答弁を聞いておりますと、インフレは昂進をする一方であるというような解釈を総理大臣はしておりますが、それは非常に解釈が私は誤まつておると思うのでありまして、こうして決めたからには、何年かはこのまま行くのであると思いますのでデフレ時代に入つた場合にはこれをどうする考えであるかという政府側の御意見を承わりたいと思います。
この法案の第一條の四号が増産をしなくちやならない、國策に副いまして鬪つておりますところの、増産の勤労大衆諸君に弾圧を加えて行く最も適当な法律案であるということは、公聽会を司法常任委員会で開きまして、熱心に檢討した結果、相当これは悪用される。國会議員として小川友三は、勤労大衆が多いのだ、この勤労大衆の不自由を防ぐために敢鬪しようとして、この修正案を提出しましたような次第であります。
この点につきましても司法常任委員会におきましてたびたび反対をいたしたのでありまするが少数で敗れておるのであります。 又「父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹の相続分は、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の相続分の二分の一とする。」こういう差別待遇をいたしておるのであります。つまり先夫の子は、先妻の子は半分しかやれない。
特に法律問題だけでありませんが、司法常任委員会では非常に法律も問題が多いのでありますから、ぜひ常任委員会に附置されるべき専門調査員を、なんとか早くやつてもらわなければ、思うように仕事ができぬではないかということを痛感しておるものであります。
○庄司一郎君 私は、昨九日に現内閣が本院に御提案になりました、刑法の一部改正に関する法律案の、そのうちの最も重要なる一点に関しまして、所感の一端を開陳申し上げ、大方先輩、同僚各位の御批判を仰ぎ、もし私のこれから述ぶるであろうところの意見において、公正妥当なる御批判を仰ぐことができ得ましたならば、内閣提案の原案について、司法常任委員会及び本会議等において、適正なるところの是正改善をされんことをお願い申上